皆さんこんばんは。
国民民主党埼玉県第四区総支部、埼玉県の朝霞市、新座市、志木市、和光市の総支部長であります、あさの克彦です。

先日、2月13日に福島県沖で大きな地震がありました。
あの東日本大震災があった3月11日から間もなく10年が経とうとしているこの時期に、もう一度地震や自然災害といったものについて考えてみたいと思います。

天災を完全に防ぐことができない

まず、そもそも今我々を悩ましているコロナも、そして不安を掻き立てられてしまう大きな地震も、こういった天災というのは、完全に防ぐことは不可能に近いものです。
予測することも難しいです。
そういった中で、いかにこれを防ぐかということも大事なことではありますが、何より大事なのは、起こってしまったときにどれだけの人が助かり、そしてどれだけ被害を最小限に食い止めつつ復興、復旧に流れを持っていけるのか。
その準備を普段からしていかなければならないと考えます。

例えばコロナの事を例にとっても、中国・韓国あるいは台湾、これらの国はやはりSARS(サーズ)の時に大きな被害を受けたために、これまで準備をしてきました。
それが、台湾のようにすごくうまくいったところ、韓国のように一時うまくいったように見えるところ、中国はちょっとよくわかりませんが、少なくとも準備をしていた国と、あの時全く被害が無く、今回コロナが入ってきたわが国とでは対応に差がありました。
ITの活用や様々な部分でどうしても後手に回ってしまう対応。
これは経験がなかったからだと言わざるを得ません。
だとすればこれから先、その経験をさらに増やしていかなければなりません。

普段からの備えが大切

一方で、大地震に対しては、日本は様々な知見をこれまでも蓄積してきた国家です。
特に、東日本大震災の時は、地震そのものの被害を更に超える想定外の大きな津波、これによってたくさんの人命が失われ、そして原発事故をはじめとする大きな課題を日本社会に見せつけられました。

だからこそ私たちは、地震などの天災に対しても普段からどのようにしていくかを考える必要があります。
例えば、台風や大雨による洪水の被害。
私の選挙区でもある、この埼玉県志木市にある避難所は、大雨の際の避難場所に指定されたところがそもそも水浸しになる。
つまり、地震に対しては想定していたけれども、洪水に対しては想定が出来ていないところが避難所になっていました。
水が来てもあるいは地震が来ても、どういった時でも安全な場所に避難できるように場所を見直し、同時に、市民と、そして市民以外の方も、たまたまそこに居合わせた方であっても、安全な場所に避難が出来る、そういった誘導策も充実していかなければなりません。

今現在、現職ではない私でも出来ることがあると考えております。
だからこそ、この3月11日に向けて、私も様々な取り組みを行っていこうと考えます。

どうか皆さんも、例えば水や食料と言った普段使うものでも良いので是非備蓄をしておいてください。
電子レンジで温められるご飯をストックしておくだけで、何も起きなければ普段の食事で使えばいいですし、そしていざという時お湯で温めれば食べられます。
実際、私も昨年末コロナに感染してしまい外出制限がかかった時に、そういったものを備蓄していたおかげで耐え忍ぶことが出来ました。

是非皆さんもそういった準備を続けていただきたいと思います。

本日もご視聴いただきまして、ありがとうございました。
国民民主党埼玉県第四区総支部長のあさの克彦でした。