皆さんこんばんは。
埼玉県の朝霞市、新座市、志木市、和光市、この四市を選挙区とする総支部であります、国民民主党埼玉県第四区総支部長の、あさの克彦です。

今日は、子供の教育費について少しお話したいと思います。

私にも高校生と、今度中学生になる子供がいます。
正直、学費は本当に厳しい。
公立の学校に通っていたとしても、塾代等で本当に湯水のごとくお金が出ていきます。

確かに今の時代、学校の授業だけでは追いつけない部分もあるのかもしれません。
しかし、私が中学生や高校生だったときは、学校の先生が本当にマメに勉強を見てくれました。
普通の公立の中学校でしたけども、様々な取り組みを行い、英検を取るために補習を行ってくれたり、そんな先生方もいらっしゃいました。

昨今、少しずつ、そしていつの間にか、学校の先生の業務量があまりにも増えてしまっています。
しかし一方で、学校の先生というのは、公立学校に限った場合ですが、みなし残業代として、基本給に対して概ね数%が、元々残業代として上乗せされています。
したがって、定時に帰ろうが、夜遅くまで授業をしようが報酬が変わらない。
そういった状況の中で、先生方は働いてくださっています。
まずはこの処遇の改善が必要です。
そして子供に向き合う時間以外にも、職員会議に向けた資料作りや、教育委員会に対する回答、様々な報告書、そしてもちろん親御さんに対する連絡などの業務が多種多様に増えすぎて、学校の先生の時間を奪っているといっても過言ではありません。

ここに本当の意味でメスを入れられるのは国政だけです。
特に義務教育と言われる小学校・中学校の時に基礎学力、学ぶ姿勢、こういったものを本気で教えられる体制を作ることが必要ではないでしょうか。

もちろん、中には社会ではちょっと通用しない様な先生方がいることもわかっています。
しかしそれは社会人においても同様なことが言えます。
大事なのは、まずはしっかりと子供たちを育てられる先生方が正当に評価され、それなりの報酬が手に入るという状況であること。
やりがいややる気だけに頼るのではなく、インセンティブをしっかり用意したうえで、子供たちに向き合う時間を作り、そのうえで子供たちに学力向上のための指導をしていただきたい。
そうでなければ、結局、塾代を捻出できる高所得な親を持つ子供たちの学力が伸び、学校だけで勉強しようとする子供たちの学力が伸び悩むようになってしまいます。
もちろん個人差はあるでしょう。
しかし制度として考えたときには、やはり基本的には塾や家庭教師というものに頼らなくても、それなりの学力が身につく、そのためにどうしたら良いかという制度を考えるべきだと私は考えます。

資源のないこの国にとって、一番大事なのは人材です。
未来を担う若者たち、子供たちです。
その人たちにコストをかける、つまり税金を投入していくことは何ら問題はなく、それはむしろ投資です。
だからこそ私はこの国の教育への公的支出をもっと増やしていくべきだと考えます。
同時にそれは学校の先生方の待遇の改善と、業務時間の改善にもつながります。
そういった世の中を作るために、これからもしっかりと活動を継続してまいりたいと思います。

本日もご視聴いただきありがとうございました。
国民民主党埼玉県第四区総支部長のあさの克彦でした。