2020 年の12月 31日、大みそかの日に私、あさの克彦はコロナ陽性であるという判定が出ました。 保健所の方とのお話で、私の場合は濃厚接触者はいないということになり、1月7日には保健所より 活動制限等の解除の通知があり、念のため更に数日事務所にて自主隔離しておりましたので、 現在は体調に問題はありませんが、検査結果の陽性判定が出るまでの経緯と、実際に自身が感染した からこそ見えてきた課題についてお伝えさせていただきます。
PCR検査の陽性判定が出るまでの経緯
12月28日の夕方に7度2分の発熱があり、29 日の朝には熱が下がっており ましたが、同日夜に再度7度5分の発熱がありました。
念のためというつもりで、薬局で売ってる検査キットを自費で購入し、検査を 実施しているクリニックに郵送で送ったところ、31 日に当該クリニックより 検査結果が陽性であるとの通知が来ました。
コロナを封じ込めるために今必要なこと
私の場合、症状は微熱だけでしたので、自分がコロナだとは思っていませんでした。 私自身は人に会う機会が多いので、今回 PCR 検査を受け陽性であることが判明しましたが、普通に 生活していると検査を受けるところまでいかず、結果的に家族、それから仕事場の人たちに対して、 感染を広めてしまうという事があるかと思います。
実は私、大みそかに陽性判定がされましたが、保健所と連絡が付いたのは5日でした。
陽性の判定を受けると毎日医療機関もしくは保健所の職員が、体調の確認のための電話を必ず一日に一回は入れなければいけなくなります。
そういう状況の中だと、人手が割かれ、その他の事務作業なども追いつかないという状況だそうです。
まず我々が気を付けなければいけないのは、やはり感染を広げないことだと思います。
例えば飲食店が悪いだとか、パチンコ屋が悪いだとか、いろんなことを言う方がいますが、誰が 悪いかではなく、一人一人が自分の身を守るために認識を新たにする必要があると思います。
誰かのせいにしても、自分を感染から守ってくれるわけではありません。 国政で言えば与党も野党も協力して早く国会を開き、必要な対応をしていく、特に医療機関の 負担を軽くし、いろいろな事に対応できる体制を早く取り戻すことが必要だと思います。
実際に経験したからこそ皆様に伝えられること
PCR 検査の陽性判定が出て、実際に経験したからこそ皆様に伝えられることがあると思いますので、 有権者の方からいただいたご質問にお答えします。
検査キットは病院から送られてくる?
病院で PCR 検査を行っているところもありますが、 私の場合は病院がドラッグストアで販売している検査 キットを自費で購入し、唾液を採取して病院に送りました。
検査キットでの検査方法は?
詳しい検査方法や提出方法は検査キットに同梱されて いますが、購入後、検査を行う前にまずインターネットで 必要事項の登録が必要になります。 検体の採取方法は、30分間の飲食をしていない状態で 直前に軽く口内をすすぎ、容器に自分の唾液を採取し しっかりとフタを閉め、厳重に梱包し、宛名シールを 貼付した封筒に入れ、必要事項を記載した書類を同封し、 切手を貼りポストに投函します。
結果はどのように連絡が来る?
事前に登録したメールアドレス宛に、検体受領、検査 結果の通知がそれぞれメールで届きました。
検査結果を受けて、保健所に連絡をしたり、 感染発覚前に会った人たちに連絡をした?
検査結果の通知書に保健所へは病院から連絡する、と記載がありましたので、事務所で自主隔離をしていたところ、病院から連絡があり、症状の有無の確認、どの様な症状か、疾患の有無、などを電話で話しました。
その内容を元に保健所に発生届を提出するそうです。
私の場合は党本部にも報告し、検査の数日前に出席した会合もありましたので、そちらにも連絡をいたしました。
後日、保健所からは濃厚接触者に該当しないと説明があり、幸い陽性者が出たとの報告もありません。
保健所から隔離の期間について説明はある?
保健所から、経過観察の連絡が一日一回あり、隔離の 期間についても説明をいただきました。 症状が治まり、薬などを服用していない状態で3日 以上、最初に症状が出た日から 8 日以上経過している、 というのが解除の基準になるそうです。 ただし、基準を満たした上で保健所が様々な状況を 加味し、正式に解除が決定すると連絡がありますので 基準を満たしていても個人では判断しないで下さい。
隔離中の食事などの買い物はどうしていた?
私の場合、事務所にレトルトや冷凍の食材の備蓄が ありましたので、問題はありませんでした。 そうでない場合、家族や友人、もしくはネット通販や ネットスーパーで購入し、玄関前に置いてもらい、直接 人と会わないように受け渡しをすれば感染のリスクは 避けられると思います。インターネットで購入する 場合は現金以外のキャッシュレスでの決済が必要に なりますので、クレジットカードなどのキャッシュレス 決済手段を一つは持っていた方が良いかもしれません。 自治体によっては、保健所が物資を届けてくださる場所もあると聞いています。
最後にひとこと
検査結果や、保健所からの連絡に時間がかかり、待たされることもあるかも知れませんが、同じ様に検査を受けた方を何百、何千と対応している状況です。
現場で日々奮闘されている皆様には感謝です。
本当にありがとうございます。
私も今回の経験を活かして今後も政策提言を行っていきたいと思います。
あさの克彦
国民民主党埼玉県第4区総支部長
昭和49年9月 北海道札幌市生まれ
元上田清司事務所 所長
元東京都議会議員